株太郎くんの投資法

初心者向け、投資を始めてみたい人向け解説ブログです

ソフトバンクグループとWeworkの問題点

どうもどうも、株太郎くんです。

最近は値動きこそ微妙ですが、売買代金のみ群を抜いているソフトバンクグループについて触れてみたいと思います。

 

ソフトバンクグループ

孫正義率いる日本屈指の持株会社。その時価総額約9兆円と日本企業の中でもトップクラス。子会社の数は1000社を上回る。ソフトバンクグループの現在の売り上げの核となっているのは携帯関連や通信事業ではなく、投資事業。

ソフトバンクビジョンファンド」については下記を参照♪

www.kabutaroukun.work」

 

そんな投資にハマっているソフトバンクGですが、Wework社へももちろん出資をしています。その額は約1兆円。かつてソフトバンクG社からWework社への企業価値約5兆円と、だいぶ頭のおかしい数字となってしまっています。ただのシェアオフィス企業になぜこれほどまでに価値を見出せたのか、、優秀な孫さんだからこその考え方があったのでしょうが素人には分かりませんね(-_-;)

 

〇WeWork

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アダムニューマン氏が設立した、シェアオフィス企業。事業内容が似ている企業としては、リージャスが挙げられます。しかし、売り上げはリージャス社の足元にも及んでいないのです。実際に見ていきましょう。

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・2018年度売上 1800億円

・2018年度赤字 1900億円

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やばないですか?売り上げよりも赤字の方が多いのです。ソフトバンクグループもこの実態を把握していたかは不明ですが、こちらはIPOでの公開情報時に剥がされた化けの皮です。投資家や市場からの不信感や炎上により、Weworkは上場を延期することを決めました。

 

〇今後の展開と予想

このように悲惨な現状の為、Weworkは現在資金が枯渇している状態です。早めに資金調達をしなければ11月にも資金が底をつくと報道されています。ソフトバンクグループの売り上げの大部分を占めていた投資事業ですが、やはり投資というのは諸刃の剣です。リターンがかなり大きい分、これだけの額を用いれば当然リスクも甚大なものとなります。

ソフトバンクはこの報道を受け、新たにWeworkへの追加出資する意向を固めているそうです。しかし、ソフトバンクからWework社への企業価値は5兆円から引き下げられ8000億円とのことです(;^ω^)

 

8000億円って、、、それもう1兆円投資してるんだから早速赤字ですやん!!

って突っ込みたくなる気持ちでいっぱいでございます。

注目されているソフトバンクグループは、11月6日に決算を迎えます。例によって決算当日は株価が大きく動くことが予想されますが、決算持ち越しはお勧めできません。(今回は特に( ;∀;))