お疲れ様です。株太郎くんです。
さてさて、ここ最近好調に推移してきていた日経平均ですがいよいよその勢いが消えつつありますね。恐らく月曜日も軟調となることでしょう。
そして今、窮地に立たされているのは航空会社ですね。
日本における航空会社2TOPの推移を見てみましょう。
〇ANA
〇JAL
いかがでしょうか。やはりどちらも同じような値動きとなっており下落基調の株価推移が続いております。上のグラフでいう、黄緑色の線は中期線(25日線)となっております。この線を思い切り上に突き抜けることができれば、株価は上昇基調の流れに変わったと言えます。
しかし、実際見てみるとどうでしょうか。
そうですね、株価はその線を突き破ることはできず、むしろその線が壁として働いている様にも見えます。ここがポイントで、この線で跳ね返るようであればここからの上昇は難しいと一般的に言われています。
このようなサポート線は、投資をする上での重要な判断要素となります。
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・決算はどうだったの??
つい先日決算が発表されました。
ANAについては売り上げは2兆円、経常利益は600億円
JALについては売り上げ1.1兆円、経常利益は1000億円
どちらも前期比で大きく減益、さらに今期年間配当を未定としています。
・結局買いなの?売りなの?
もちろん全て投資は自己責任となりますが、筆者のお勧めとしては圧倒的売りとなります。まずこのコロナウイルス騒動に関してですが収束時期が不明な点、そしてさらにこの騒動が収まったとしても果たしてすぐに飛行機を利用しようと考える人がどれくらいいるか?
航空会社では今、パイロットが飽和している現状です。便数が減っているので当然と言えば当然ですよね。そこに割く人件費、さらにCAや飛行機の整備代などが馬鹿になりません。
チャート、そして情勢を踏まえれば現状は売り目線となります。
買いたい人も、もう少しコロナ騒動回復の目途が立ってからでも遅くはありません。