株太郎くんの投資法

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映画「天気の子」見てきました。 レビュー

こんにちは株太郎です。

新海誠最新作であります「天気の子」見てきました。雑談になります。

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前作「君の名は」が大きくヒットし、海外でも有名になるほどでしたね。

こうなると、次回作はかなり期待のハードルも大きくなるとは思いますが、実際どうでしょうか。以下、私なりの感想となります。(ネタバレ注意)

 

 

評価・・・★★★☆☆

5個中3個といったところでしょうか。これは、好き嫌いがはっきり分かれるかと思いますし、つまなかったかと聞かれればそんなことはありません。しかし、私的には前作のインパクトが強すぎたので、今回が比較的平凡なお話のように思えてしまったのも事実です。

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ざっくりとあらすじを説明すると、、、

とある理由により東京に家出をしてきた、主人公「森嶋帆高」。そこで一人の男性、「須賀圭介」と出会う。帆高は、東京に出てきたもののお金も人脈もない状態で、仕事を探すがどこも雇ってくれず最終的には須賀の職場で面倒を見てくれることに。

 

須賀は、帆高に新しい任務として、目新しく人を引き付けるような記事を書くという任務を与える。その過程で知り合った、天気を晴れに変える力を持つ女性「天野陽菜」。

帆高は、彼女の力を使った新しいビジネスを彼女とともに考案し、晴れを求めている人たちへ天気を一時的に晴れにするという仕事を始めた。陽菜はたちまち人気者になったが、仕事量の増えすぎ、彼女の体への負担から、一時休業することに。

 

しかし後で、実は陽菜は天気を支える人柱であることが判明する。彼女が現世に存在する限りは、雨が降り続いてしまう。人柱である陽菜を生贄にすることにより、安定した晴れの日を手に入れることが出来るという。

 

そして、陽菜と帆高が出した決断とは、、、

 

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このような感じで物語は進んでいきます。

最後まで書いてしまうのもどうかと思いましたので、実際に劇場へ足を運んでみるのも良いかもしれませんね。

ここからは映画を観た感想になりますので、色々とネタバレになっちゃうかもしれません。

 

まず、面白いは面白いです。ですが、観ていて思ったのはとりあえず展開が読みやすすぎます。「君の名は」の時は、このようなことはありませんでした。この先の展開が読めないドキドキ感。お手本のような起承転結。今回の作品に関しては起承転結の「転」が弱いかなと。先が読めちゃったので、感動も薄かったです。

 

あと、物語一通りの中に散りばめられて居る日常のシーンについてですが、個人的にはいらないシーンが多すぎるかなと。ラブホテルでのカラオケシーンとか、胸を見た見てないの下りとかしつこいくらい多くて、そういうのは視聴者はたぶん求めてないかと思ってしましました。物語に全く関連しないシーンが多すぎる点、それなのに帆高が家出した理由が触れられてない点、疑問が残りました。

 

そして物語終盤、陽菜と帆高が地上へ落下していくシーンについてですが、ここも露骨に「感動ポイントです!!!!!!」感が否めなさ過ぎました。何よりも予告で挿入歌「グランドエスケープ」を流しすぎたのは、感動を薄める要因になってると思います。観ていても、「はい、この曲ね、、、」ってなっちゃいました(-_-;)

 

ラスト、陽菜と帆高が再開するシーンもありましたが結局この雨の天気のままこの世界は進んでいくのでしょうか。そう考えると、それはそれでまた問題も多いような気がして、素直に感情移入しづらかったです。

 

とはいっても、やはり絵や描写は流石と言っていいほどリアルで、実在する店舗や地名も多く出てきますし、見慣れた風景なのでその点はすごいと思いました。「君の名は」に登場する瀧や三葉も登場しています。

色々書いちゃいましたが、結局評価するのは自分であり、周りのコメントや評価は鵜呑みにせず是非自分の目で観て、作品を感じ取ってもらえれば一番いいかなと思います。それでは今日はここまで、あでゅー!